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体外衝撃波破砕装置による治療のご案内
平成22年度年報
(pdfファイル)
泌尿器科のおもな疾患と現状・展望
1) 前立腺がん・腎がん・膀胱がんなど泌尿器科の悪性腫瘍(がん)による年間死亡者数が増加傾向にあります。特に前立腺がんの増加率が顕著であり、早期診断・治療が急務となっていいます。
2) 高齢化社会の到来にともない、尿が出にくい(排尿困難)とか、尿もれ(尿失禁)といった、排尿にかかわる悩みをもつ患者様が増えています。快適な排尿の確立は生活の基本をなすものであり、泌尿器科医にとって重要な課題です。
3) そのほかの疾患として、副腎腫瘍・尿路結石症(腎結石・尿管結石)・尿路性器感染症・男性不妊症・性機能障害などの診断と治療をおこなっています。
4) 各疾患の治療成績ならびに患者様のQOLの向上に努めています。とくに内視鏡を用いた低侵襲手術により、出来るだけ小さな傷で、痛みを少なく、短い入院期間を目指しています。
⇒ 腹腔鏡手術について
(2011.11.15 update)
おもな疾患別の治療内容
■悪性腫瘍
前立腺針生検の結果 (2011.11.15.update)
■当科の手術成績
1990年以降(1990年- 2010年)に、当科で根治手術を行った悪性腫瘍症例の成績は以下のとおりです。
1) 腎がん:腎全摘除術または腎部分切除術を266例に施行し、疾患特異的5年生存率90%。
2) 腎盂尿管がん:腎尿管全摘除術を125例に施行し、5年生存率75%。
3) 膀胱がん:表在性膀胱がん347例に対して、内視鏡手術(経尿道的膀胱腫瘍切除術)を施行し、5年生存率95%。浸潤性膀胱がん77例に対して、膀胱全摘除術を施行し、5年生存率66%。
4) 前立腺がん:前立腺全摘除術を308例に施行し、5年生存率99%。
5) 精巣がん:精巣摘除術を39例に施行し、5年生存率97%。
疾患特異的5年生存率とは、実際のデータに基づき、手術後5年経過した時点で、患者様ががんによって死亡されず、生存している確率を計算したものです。上記の結果が示すように、がんを早期に診断し、適切な治療を行えば、大多数の症例で根治や長期生存が可能です。
■副腎腫瘍
ほとんどが良性腫瘍ですが、副腎ホルモンの分泌亢進により、高血圧・糖尿病等の症状の原因となります。その場合、腹腔鏡手術による腫瘍摘出が標準的な治療法です。
■前立腺肥大症
男性の排尿困難の主たる原因疾患です。良性疾患ですので薬物治療(交感神経αブロッカーその他)が第一選択となります。薬物治療で症状改善がなければ、内視鏡手術(経尿道的前立腺切除術)を行ないます。
■腹圧性尿失禁
"くしゃみや咳をすると尿がもれる"とういう症状で悩んでおられる女性は意外と多く存在します。尿道を補強する比較的簡単な手術で治療可能です。
■男性不妊症
男性の精液中の精子数が少ないと不妊になりますが、その原因の一つとして、精巣(睾丸)の静脈瘤があります。これは手術により治療可能です。
■尿路結石症
内視鏡手術あるいは体外衝撃波による破砕が一般的です
★ 当院でも、平成18年10月1日より体外衝撃波破砕装置による治療を開始いたしました。
セカンド・オピニオンについて
現在、他の泌尿器科診療機関で検査・治療を受けているが、今後の診療方針について第二の泌尿器科医師による意見やアドバイス(セカンド・オピニオン)を希望される患者様のご相談に応じます。
まず下記メール・アドレスに御連絡ください。メールでの質疑応答も可能ですし、セカンド・オピニオン外来受診をご希望の場合は、予約のご案内をいたします(通常の外来診療では時間的制約があり、じっくりお話をお聞きすることが困難ですので) (担当 金丸)。
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地域の先生方へ
前立腺がんの早期発見・治療のためには、PSAによるスクリーニングが非常に有用です。50歳以上になりますと前立腺がんのリスクが高くなりますので、一度PSAを採血いただき、異常値の場合は泌尿器科専門医への受診をお勧めください。その他泌尿器科疾患全般について患者様をご紹介いただければ幸いです。
スタッフ紹介
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