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   平成20年度年報 (pdfファイル)

展望について

多彩な各種皮膚疾患に対する最新の治療を十分な経験、知識、技術に基づいて提供することを目指しています。 新しい情報を常に吸収しながらも、科学的根拠に立脚した治療法の実施を基本とした疾患のケアを心がけています。皮膚疾患は皮膚の病気に留まらず、他臓器の症状を反映することも多いため、常に全身を考慮した医療であるべきと考えます。また、皮膚症状は患者さまの心理状態によっても様々な影響をうけるため、医師と患者さまの信頼関係を築くことを基本であると考えます。

治療について

治療法

1日100〜150人の外来患者さまに治療を行いながら、必要に応じて入院治療にも積極的に対応しています。入院対象の疾患も帯状疱疹、下腿潰瘍、紅皮症、アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬などの炎症疾患群、膠原病、水庖症、悪性疾患など多彩です。

治療においては、それぞれの疾患に対する最新の情報や技術をもとに、科学的根拠に基づいた標準的治療を基本としています。例えばアトピー性皮膚炎に対してはステロイド剤外用と抗アレルギー剤の内服、及び保湿や清潔を中心としたスキンケア指導、また増悪因子の検索kもなど、個々の患者さまのQOLを重視した姿勢できめ細かく対応することにしていています。

皮膚潰瘍ではその基礎疾患に対する全身的治療や手術療法とともに、局所の皮膚の状態に応じた外用剤や創傷被服剤の適格な選択を行い、同時に近赤外線照射や炭酸浴などの理学的療法などを併用することにより、できる限り早期の治癒をめざしています。

皮膚疾患は、慢性かつ難治性が多いため、それぞれの患者さまのQOLを重視した対応ができるよう医師のみならずコメディカルのスタッフ全員で努めています。さらに形成外科との連携により、腫瘍などの手術を要する疾患群に対しても迅速に対応できる体制を整えています。

地域の先生方へ

医療システムの改編が進むなか、病診連携を推進しながら地域医療を目指すことは病院の重要な課題の一つであります。諸先生方との密な連携を計りながら、適切な医療をすすめて参りたいと思いますので、皮膚疾患に関するご質問や不明な点がございましたら何なりと気軽にご相談ください。EBMにもとずく最新の医療を目指したいと考えます。

スタッフ紹介

役職 氏名 資格等 専門領域
部長

戸田 憲一
医学博士
京都大学医学部臨床教授
京都大学非常勤講師
日本皮膚科学会認定専門医
創傷治癒、乾癬、血管新生、
光生物学、皮膚科学
副部長

西脇 冬子
日本皮膚科学会認定専門医 皮膚科一般
医員

松島 佐都子
   
医員

瀧 玲子
   
シニアレジデン ト 医師

松本 玲子
  皮膚科一般
シニアレジデン ト 医師

東前 和奈
   

Last up date 2012.5.1