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ご挨拶

2016年度より男女共同参画委員会の委員長をさせていただくことになりました。北野病院の男女共同参画委員会は前任の武曾恵理委員長のもと、2006年に女性医師支援委員会として発足しました。2007年に男女共同参画委員会として発展組織され、今年で10年目となります。

当初は、女性医師が出産育児を機に退職したり非常勤になってしまうという状況が全国でも多く見られ、女性医師支援の施策が大学などを中心に広がり始めたころでした。志はあっても、周りに遠慮したり、迷惑をかけたくないという気持ち、初めての子育てに不安もいっぱいという中で第一線から離れていく女性医師、一方でそれによりせっかく育った医師の人材確保が不十分となり、他の常勤医師も結果として余裕がなくなり、さらに働きにくくなるという悪循環に陥っていました。

北野病院では、全国の先駆けとして院内に病児保育を開始し、働く女性医師の後押しを始めました。当時、私自身も乳幼児を抱えて子供の体調不良時には病院からはだいぶ離れた病児保育に預けて・・と、とても大変でしたのでこの活動には委員として率先して取り組ませていただきました。小児科の先生や小児科病棟の看護師さん、保育士さんにご協力いただいて、まずは小児科病棟の中に医師優先利用として2床の病児保育枠から始まりました。これまで利用していた院外の病児保育施設も皆とても親切で安心ではありましたが、やはり院内で利用できるようになり本当に働き安くなったことを実感しました。そしてこの病児保育は徐々に女性医師のみならず、看護師にも広がり、現在では全職員が利用できるようになってきています。

この他にも、職員の働きやすさに関するアンケートなども行い、短時間正職員制度、夜間保育制度などの施策を実現してきております。このような中で委員会としても医師、看護師のみならず、薬剤師、検査技師、放射線技師、臨床工学士、リハビリテーション部門、SMCを含む事務部門からも代表者に参加してもらい、院内の様々な部門からの声をくみ上げるべく活動が広がっています。委員会の活動も10年目になり、いろいろな制度が整備されてきました。

さまざまな問題を抱えながらも、プロフェッショナルな意識を持って仕事をしていくスタイルは、その人それぞれのものだと思います。男女問わず、いろいろなスタイルでワークライフバランスをとりながら、やりがいを持って仕事が続けられるように、男女共同参画委員会は活動を続けていきたいと思います。これからも皆様のご支援をよろしくお願い致します。

男女共同参画委員会 委員長 本庶祥子

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