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病院の概要

診療機器

炭酸ガス(CO2)レーザー

炭酸ガス(CO2)レーザー

2015年3月に当科にスキャン機能とフラクショナル機能を搭載した炭酸ガス(CO2)レーザーが導入されました。

炭酸ガスレーザーから出力される10,600nmの長さの波長が水に良く吸収されるため、水分を含んだ組織を加熱し蒸散させることで組織を削ります。水分を蒸散させるため病変の色調に左右されず色のついていない盛り上がった病変の治療も可能です。

当科ではルミナス社の炭酸ガスレーザー“AcuPulse”を導入致しました。従来の炭酸ガスレーザーでは周辺組織に対し200micron 以上の熱損傷を生じるため炭化層を形成しての治療となりましたが、この機種では周辺組織への熱損傷が50 micron以下と極めて少ないため術後の炎症反応が少なく色素沈着をきたす危険性が低くなりました。

1. スキャン機能付き

スキャン機能付き

コンピューター制御によりきわめて薄く均一な蒸散をすることが可能となりました。
照射時痛くないように、レーザー照射前に患部の冷却もしくは局所麻酔を行います。

適応
母斑細胞性母斑(ほくろ)、尋常性疣贅(いぼ)・脂漏性角化症など

2. フラクショナル機能付き

レーザー光を極小の点に分割して皮膚に照射することで、一定の密度で多数の円柱状の微細な穴を皮膚にあけ(蒸散させ)る機能です。直径1.3mmのスポットで浅く削り皮膚の表面を点状に蒸散させる機能と、直径0.12mmという非常に小さなスポットで深く削り皮膚の奥深くまで蒸散させる機能(2)があり組み合わせて治療することも可能です。

フラクショナル照射時

CO2レーザー照射部(点状の赤い部分)
健常皮膚(肌色の部分)

表皮への熱刺激により表皮のターンオーバーを促進させ、真皮組織の熱収縮によりコラーゲンの再構築を促進させます。また、穴の間にある照射されていない健常な皮膚より創傷治癒反応が起こるしくみです。面で削らず円柱状に削ることで、術後の色素沈着、瘢痕、赤みなどのリスクを減少させることが可能です。周囲組織への熱凝固が少ないので、従来のフラクショナルレーザーよりも副作用(瘢痕、赤みなど)のリスクも大幅に軽減し効果的な治療が可能となりました。

適応
毛穴の開大、小じわ、ニキビ跡、毛穴の開き、くすみ、キメの乱れ、たるみ、肌の若返り、傷跡、瘢痕など。

悪性かどうか心配な場合は細胞を顕微鏡で観なければいけませんので、レーザーでなく手術となり、保険診療となります。

治療効果には個人差があり、自費診療ですので十分納得するまで相談した上での治療をお勧めします。

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